● 発行年月 | 2016年3月刊行 |
● 価格 | 定価 1,650円(税込) |
● 判型 | 四六判 |
● 装丁 | 上製 |
● ページ数 | 208ページ |
● ISBN | 978-4-87290-791-9 |
不安と焦りを解消するにはどうしたらいいのか?
あなたの力を高めることを応援する本物のリーダーからのメッセージ
障害のある息子をふくむ三人の子と病を患った妻を持ちながら一家団結と大会社の無駄な仕事を見直し、定時で帰る精神を日本中に浸透させたスーパービジネスマンが様々なことを背負う女性たちにこそ伝えたいことがあるとまとめた本。
はじめに 女性の勇気と行動力こそが世のなかを変える
序章 女性よ、立ち上がれ
日本の女性活躍度は先進国のなかで最下位
世界を動かしているのは男性
女性はなぜ活躍できないのか
男性には有力なアシスタントがいる
女性には「内なる壁」がある
第1章 チャンスの女神の前髪をつかみなさい
自分にやってきた波には乗ろう
「内なる壁」を取り壊そう
上司はあなたの能力をはるかに超える仕事を与えたりはしない
女性の限界は自分のなかにある
先入観をまず、捨てよう
会社の過剰な配慮には、はっきり意思表示を!
社外とつながるチャンスをつかめ
会社にロールモデルはいない
男性並みの先輩女性
自分に生かせるところだけを参考にしよう
ロールモデルはあなた自身
与えられた仕事に全力で取り組むと先が見えてくる
我に返る人になっていますか?
他人を気にしている余裕がないくらい、自分に集中していますか?
第2章 やっぱりリーダーをめざそう Go to the top
管理職になったほうが仕事は楽!
出世したがらない女性がいかに多いことか
管理職のほうが両立は可能
管理職はより多くの生き甲斐を感じる仕事
一社員より大きな貢献ができる
責任の重さが成長につながる
「人間性」と「能力」「努力」が出世のバロメーター
出世をすると、見える風景が違ってくる
「人間性」を磨くことや「努力」を続けることが出世につながる
リーダーとは、まわりの人に勇気と希望を与える人
本音で適切なコミュニケーションを
「苦しいときには、私の背中を見て」の精神
本物のチームとはメンバー一人ひとりが主体性を発揮できる
女性らしさは生かしたほうがいいが、無理をする必要はない
共感力の高さを、リーダーとして
自分に合ったリーダーシップのスタイルを見つけよう
第3章 男社会のなかで賢く働こう
男社会のルールを知って上手に働こう
組織は男のルールによって成り立っている
会社のルールを熟知し、それを利用する
「嫌われてもいい」と腹をくくろう
できる女は嫌われる!?
女性にとっては、いまが胸突き八丁
男性の「警戒心」にどう向きあうか
手のひらを返したように態度が変わる男性社員
淡々と仕事に取り組み、結果を残す
第4章 苦しいときこそ、成長のチャンス
与えられた職場で最大限の努力を
そこで結果を残さないと、次のチャンスはやってこない
どんな仕事も、本質はほとんど変わらない
不本意人事は、長い目で見れば自分の役に立つ
日陰で苦労してきた人のほうが成長する
不本意人事をチャンスに変えていくコツ
転職すべきとき、転職してはいけないとき
本当に転職をする必然性はあるのか!?
少し待てば、状況は変わることが多いもの
自分に合った転職先は五感を働かせて見つける
「転職によって何を得たいのか」を明確に!
オフィスの前でしばらくの間立ってみよう
困ったとき、悩んだときに助け合える関係を作る
プライベートな事情も、ときにはオープンに
困ったときには声を出す、困っている人には声をかける!
第5章 仕事も家庭もどちらもあきらめてはいけない
共働きは経済面メリットが大
家計の余裕は何事にもかえがたい
共働きは、夫の精神的な負担を軽くする
子どもが産まれても今の仕事を手放さないで!!
生涯賃金に大きな差
「稼ぐ能力」と「稼ぐ手段」を手放してはいけない
仕事と生活の両立は、夫の家事への参加度がカギになる
夫は1週間で39分しか家事をしていない!?
夫の家事力は、ほめて伸ばすが一番
仕事への思いを、夫に伝えていますか?
仕事も家事も優先順位がすべて
私も仕事と家事を両立させてきた
優先順位は決めるが、完璧は目指さない
夫と子どもを残して遠方に転勤できますか?
転勤するか、それとも家庭をとるか
希望は声に出せば、会社も検討してくれる
親の介護に備えていまから考えておきたいこと
子どものあなたが親の健康アドバイザーに!
制度を活用しつつ、まわりの人のサポートを上手に得る
終章 女性と男性が50対50で働ける社会にするために
これからの社会では女性の生き方、働き方はこう変わる
国や企業による女性活用を推進する理由
あなたの働き方が新しい時代のロールモデルになる
職場のなかに「あなたならでは」の視点を持ち込もう
モノカルチャーだった日本の企業に風穴を開けるのは女性
意見を臆せずに口にするには
おわりに あとに続く女性のためにいまできること
「ただリーダーがいるだけ」の社会をめざす
子どもたちから、感謝される社会を作ろう