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いばる人の転がし方

いばる人の転がし方 いばる人の転がし方
発行年月 2016年5月刊行
価格 定価 1,100円(税込)
判型 四六判変型
装丁 並製
ページ数 192ページ
ISBN 978-4-87290-781-0
内容紹介

どうして、いばるのか? イバラレ損では、終わらない! 増殖中のいばりんぼうから自分の身を守るため、いばる人のかわいそうなヒミツと、付き合い方のコツを教えます。

目次

◆目次

第1章 いばる人の大法則

おかしくも腹立たしいいばる人たちの実態

いばる人は理不尽、自己中心的
あらゆる場所に棲息している
いばり方の特徴は?
キーワードその一は「劣等感」
劣等感が強いからこそ、隠れ蓑をほしがる
絶対に自分の非を認めない

どうしてそんなに自信過剰なの!?

「オレ様」思想はどこからくるのか?
「自己顕示性格」とはどんな性格か
劣等感と自己顕示に支配された人たち


第2章 「オレは○○なんだ、偉いんだ!」 権威主義型のいばる人

どこにでもいる? 肩書き命のいばる人

大企業、有名企業に特有のいばる人
マスコミ業界にはいばる人がウヨウヨしている?
このタイプは相手構わず一生いばり続ける

「権威主義型いばる人」を分析する

「権威主義型いばる人」の習性
読み解く鍵は「権威主義的性格」にあり
「権威」と「自己」を同一化
「権威主義的いばる人」にはどう対処する?
触らぬ神に……が賢い接し方
お付き合いのコツは、ホメ殺し!?


第3章 「オレはオマエらより上なんだ!」 カースト主義型のいばる人

弱い相手にいばり倒す姑息ないばる人

自分勝手なカースト制度をつくる人たち
はったり、ストレス発散? その実態は?
お客サマは神様を放棄したくなるいばる人軍団

「カースト主義型いばる人」を大解剖

裏にあるのは劣等感
自分を優位に置くテクニック「受身的攻撃性」
超変化球型は謙遜しながらいばりまくる
階層主義は本人なりの自己防衛

「カースト主義型いばる人」との付き合い方

じつは反撃に弱い!?
このタイプに逆襲できる三つの方法


第4章 「やりたいようにやって、どこが悪い!?」 不機嫌自己チュー型のいばる人

わがまま放題でお天気屋、あくまで自分中心な人たち

本人はいばっているわけじゃないのだが……
空気を読まず自己チューぶりを発揮する女王様たち
感情コントロールのできない迷惑千万な人たち

自分に甘く他人に厳しい「不機嫌自己チュー」大研究

このタイプを読み解くキーワード「自己愛」
タイプ分析のマスターキーとなる「自己愛性人格障害」
わがままタイプは自己顕示が強い
不機嫌タイプは社会性が未熟

「不機嫌自己チュー型」はどう料理する?

上の立場の人からの「ガツンと一発」が効果あり
叱れない立場なら近寄らない、触らない


第5章「オレの言うことを聞け!」 自意識過剰型のいばる人

「オレのいうことを聞け!」、独裁好きなメーワク者たち

根拠のない自信、ゆるぎない信念がなんともハタ迷惑
「自分は正しい」と譲らないガンコな仕切りたがり屋

いばるのは「オレはここにいる!」という心の叫び!?

自意識が強いから自分の存在を強硬にアピール
「同調性性格」の悪い面が発揮されている人
特別扱いは「自己顕示性性格」の望み
怒りっぽい、ガンコが特徴の悪玉「粘着性」

自意識過剰型タイプとのお付き合い法

演技でいいから「存在を認めてあげる」こと
ポイントは相手を否定しないこと


第6章「みんなでいばればコワクない」 集団主義型のいばる人

「個人」の立場ではいばれない、意気地なしのいばる人

キーワードは二つ、「集団」と「匿名性」
日本には「集団主義型いばる人」がたくさんいる!?
街中で見かける困ったいばる人たち

ナゼそうなる? このタイプの解説と対策

「集団」というものの特性が「イバリ」につながる
傍若無人は「感謝」と「恥」の心の欠如
鈍感でいることが自己防衛の秘策


第7章「イバリ攻撃」をサラリとかわす 知恵&テクニック

モタ流、VSいばる人の極意

いばる人はなおらないと思うべし
いばる人とは真正面から闘わない
「ヤマアラシ・コンプレックス」に学ぶ
いばられる側は常に「名優」たれ

「イバリ攻撃」にノックアウトされないための知恵

いばらない人になることを期待しない
いばる人は「哀れな人」と思うべし
いばる人はおだてておくに限る

「イバラレ」ストレスをためないテクニック

同士とグチる、誰かに話す
STRESSでストレス発散
究極の特効薬で心をスッキリ

著者紹介

斎藤 茂太(サイトウ シゲタ)

1916年、東京・青山に歌人・斎藤茂吉の長男として生まれる。
医学博士。精神科医。家族・夫婦・子育て・心の病・ストレスを長年扱う。
ユーモラスであたたかい語り口のエッセイで、老若男女問わず幅広い層の支持を集めている。
2006 年11 月逝去。
『モタさんの「いい人生」をつくるコツ』(こう書房刊)、『笑うとなぜいいか?』(新講社刊)、『モタさんの心がフワリと軽くなるちょっといい言葉』(PHP 刊)など、著書多数。