● 発行年月 | 2016年2月刊行 |
● 価格 | 定価 1,100円(税込) |
● 判型 | 四六判変型 |
● 装丁 | 並製 |
● ページ数 | 192ページ |
● ISBN | 978-4-87290-780-3 |
男性上司よ、女性活躍推進で悩まないで
業績のいい職場ほど女性が生き生き働いている理由
“いずれ辞める……”存在だった女性社員は“ずっといる時代”になりました。男性上司の読者に向けて、女性をどう味方につければいいのかを大手企業の男性管理職研修に引っ張りだこで 日本で一番「働く女性の本音」を知る著者が教えます。
「対応が大変だ」「何を考えているかわからない」「難しい……」と8割の男性がひそかに悩んでいる女性社員との仕事や「誰にも聞けなかった」上司の心得が満載。
◆目次
はじめに 人気を得る努力はすべきです
第1章 女性社員に支持されるとトクする理由
仕事が楽しくなります
女性が輝く職場にはできる男性上司の存在がある/女性がムードメーカーとして盛り上げてくれる/できる男性上司は女性の意見をうまく活用できる
職場が活気づきます
「そのうち辞める」は過去の話/「男女は違う」から始めよう/自分への評価も口コミで広まっている
時代を先取りできます
「平等な上司」の価値観は世界に通用する/「オープンな人」に女性も心を開く
第2章 女性社員に人気の上司とは?
「縁の下の力持ち」としてきちんと評価できる
女性社員が上司に望むこと/できる上司は“社内通”に学ぶ/先への期待が女性を動かす
女性社員の不安を安心感に変えることができる
「大丈夫」のメッセージを発信すること
素直に「わからない」と言える
オフィスの真ん中で叫んだ上司の話/「わからない」が交流の始まり
男性らしさを感じさせてくれる
ビジネスパートナーでも男は男
聞き上手で論理的に話ができる
「どう思う?」でスイッチが入る/女性の発想に論理をプラス
女性を励まし、成長をあと押ししてくれる
育て上手はねたまない/「もっとできる」が人を変える
会社人間でなく、仕事以外の顔を持っている
外で過ごす「第3の時間」/外の世界とのつながりが強みに
第3章 女性の心に近づく10 のヒント
ヒント1 「チーム」より「自分」発想です
自分を軸で考える女性/キャリアアップとはスキルアップのこと/「巣作り症候群」とは
ヒント2 心はホルモンに左右されています
わかりにく女性の体調/ホルモンとは生涯のつきあい
ヒント3 仕事も生活も人生の優先順位で考えます
移り気は思考回路の違い/二者択一で行動しがちな女性
ヒント4 売上げより「仕事の楽しさ」が大事です
あるクイズ大会での光景/原動力はやりがいと人間関係
ヒント5 「気づいたら」決定しているのが女性の会議です
女性は空気を読まない?/男女は合意形成のしかたが違う
ヒント6 不安な気持ちになりやすいものです
論理的思考でサポートを
ヒント7 差し入れ・お返し・お土産は効果絶大です
評価を上げる確実な方法/平等に、をお忘れなく
ヒント8 「そういえば」と思考を広げています
「関連づけ」とは/感情のブレの正体
ヒント9 「管理職に向かない」は大間違いです
世界に立ち遅れる日本/女性管理職をめぐる不幸/会社の姿勢が試される
第4章 女性社員に人気の上司がやっていること
好感度が高まる方法で心理的距離を縮めています
交流は朝のあいさつから/工夫した「質問」で会話を広げてみよう/「大丈夫?」に上司の姿勢が出る/ときには贈りものでコミュニケーション/「なぜ自己開示は必要か」再考/勇気を持って自己開示/“上の人”にも堂々と意見を
頼りになる! と思われるように話を聞いています
女性のアイデアを実現しよう/悩みから立ち直りを手伝う
女性に感謝されるやり方で育て導いています
女性管理職に時間的な配慮を/「ほめる」は何度でも具体的に/「叱る」は改善への一段階/いさかいの解決は本人たちに任せる
仕事と私生活のよいバランスを取っています
時短中のサポートはみんなと協議/仕事以外の悩みは「キャリア面談」で/男性にもワークライフバランスの配慮を
確実に差が出る! タイプ別接し方
〈そこそこ〉さんと〈バリバリ〉さん/まだ未来が見えない「お悩み女子」/こんなはずじゃ……。不安な「そこそこ女子」/「一生働く!」と誓う明るい負けず嫌い/ブレずにバリバリの「キャリア女子」/“バブル世代入社”女子/F いわゆる「お局様」
第5章 女性社員に支持されない働き方
不人気男性上司のれっきとした理由
〈番外編〉女性社員に好かれる上司・嫌われる上司
好かれる男性上司の4パターン/嫌われる男性上司の4パターン
第6章 あなたの見た目チェックポイント!
男性上司を知る入り口は外見
おわりに