● 発行年月 | 2014年6月刊行 |
● 価格 | 定価 1,320円(税込) |
● 判型 | 四六判 |
● 装丁 | 並製 |
● ページ数 | 160ページ |
● ISBN | 978-4-87290-688-2 |
不安がやわらぎ、治療の質が上がる
抗がん剤治療中の方、再発を恐れる方へ
抗がん剤治療の副作用はつらい。嘔吐、下痢、疲労感、口内炎など、様々な症状が患者さんを襲う。それなのに、来院時は「つらかったことを忘れている」ことが多いという。患者さんの自宅での状態を正確に把握するために、10年前に「手帳」を開発したのが著者・相羽惠介医師。本書はその臨床経験を生かし、がん患者全体に向けて、治療に役に立つ手帳のつけ方を指南する。
相羽惠介(医師)
東京慈恵会医科大学内科学講座 腫瘍・血液内科主任教授。東京慈恵会医科大学附属病院副院長。
慈恵医大奉職、米国国立癌研究所(NCI)癌治療部門留学、癌研究会附属病院を経て、2006年より現職。
患者さんに役立つ真のチーム医療を追求し、15年前に「患者手帳」を開発、毎年改良を重ねてきた。「医療は実学、サイエンスだけではない。アートもサービスもある」という考え方で、多角的に患者さんを支えるべく、日々奔走している。趣味はノンフィクション読書とごろ寝。