● 発行年月 | 2014年1月刊行 |
● 価格 | 定価 1,540円(税込) |
● 判型 | 四六判 |
● 装丁 | 上製 |
● ページ数 | 239ページ |
● ISBN | 978-4-87290-653-0 |
すべてを失っても、人は何度でも立ち上がれる
市長在職中に無罪の罪で逮捕、220日の勾留。
妻の自殺、次男の急死、そして襲い来る病―
だが、絶望の淵から不屈魂で復活、市長に返り咲いた男は、日本一住みたくなるまちづくりに邁進。
市民の圧倒的支持を得て、「奇跡の市長」と呼ばれる。
松本 崇(まつもと・たかし)
1941年東京生まれ。大村市長を務めた父と、九州初の女性県議会議員となった母のもと、長崎県大村市で育つ。慶応義塾大学卒業後、国際基督教大学(ICU)行政大学院に進む。博報堂に勤務した後、1979年より長崎県議会議員を2期務める。1987年、大村市長選に出馬。保守分裂選挙を征する。2期目途中、収賄容疑で逮捕、220日間勾留。否認を貫いたが、有罪判決を受ける。その後、妻の自殺、次男の急死など不幸に見舞われ「どん底」を経験。しかし、持ち前の負けん気で再度市長選に挑戦。2002年に奇跡の復活当選を果たす。財政危機を克服するなど成果を次々にあげ、その政治手腕は全国から注目を集め、連続3期、12年目を務めている。