● 発行年月 | 2013年6月刊行 |
● 価格 | 定価 1,650円(税込) |
● 判型 | A5判 |
● 装丁 | 上製 |
● ページ数 | 191ページ |
● ISBN | 978-4-87290-630-1 |
◎ひとり暮らし、36歳の月子が日々自分のために心をこめてごはんを作る、物語仕立てのあたらしい料理本シリーズです。「ひとり暮らしの女性が自分のために料理をするとき、本当に役立つ料理本」を目指して想いをこめて作りました。
◎料理上手な月子が作るごはんは、質素で豊か。少ない材料で本当においしい、シンプルな料理を自分のために手早くていねいに作っています。ほうれん草のおひたしやコロッケ、まぜるだけごはんなど、ごく普通のメニューが切り方や調理の工夫で大満足の一品に。野菜メインの献立、お肉やお魚はごちそうの夕食のしたくシーンとレシピを掲載。あまった食材のアレンジ方法や手際をよくするコツ、おいしさのひみつもたっぷり詰まっています。
◎「はじめに」より……この本は、月子というひとり暮らしの女性の晩ごはんを紹介しています。月子のごはんは作ってみるとはじめてわかります。「おいしい」のです。「こんなに簡単で、こんなにおいしいの?」と思います。お米をといで10分。ごはんを炊いて10分。ごはんを蒸らして10分。この30分のあいだに作れるおかずです。味つけはいつも少なめ。煮すぎ、炒めすぎをしない。「すぎる」ことをしない。「あ、これ食べたいな」と思うときに作ってみてください。本当においしい、ですから。
◎本文より……月子の料理はシンプルです。①家に帰ってだいたい30分で作れます。②おかずは1皿分。ごはんとみそ汁が基本です。③少ない材料で作ります。④味つけは少なめ。こまめに味を見ます。⑤食べたいものを作ります。
◎読者の方より……『今日のごはん、何作ろう?』読みました。とっても素敵でした。物語も装丁も大好きすぎて気持ちがパチンとはじけてしまいました。月子さんも図書館で働いているんですね。「ねずみ男」や「パン活」に反応してしまい、ちょいちょい自分と重ねて読み進めてしまいました。楽しかった~。私も月子さんのようにていねいな毎日を過ごしていきたいと改めて感じました。また宝物の本ができてしまいました。ありがとうございます。(2013年7月)