● 発行年月 | 2012年10月刊行 |
● 価格 | 定価 1,540円(税込) |
● 判型 | 四六判 |
● 装丁 | 並製 |
● ページ数 | 192ページ |
● ISBN | 978-4-87290-592-2 |
■テレビ東京系「カンブリア宮殿」「ガイアの夜明け」マスコミ等で大反響!!
高齢者による高齢者のための60歳以上の人材派遣会社、“奇跡の会社”「高齢社」の会長(創業者)初の著書!!
■60代からの、生きがい、健康、社会とのつながり、こづかい、夫婦仲、親子関係、友達……すべてがうまくいく!!
■パーキンソン病と付き合いながらも、毎朝、電車でフルタイム出勤する経営者が語る、歳を重ねても誰でも幸せに働くことができるコツと超高齢化社会への提言。
■超高齢社会における60代からの幸せな生き方!!
「生涯学び、臨終で卒業」「60代前半は若造。後半から働き盛り」
「仕事には、生きがいがつまっている」「苦難を我が師とする」……等、高齢者を力づけ、元気にするメッセージ。
■定年後も働いてハッピーな生活を送る5人の実例も紹介。
新しい老後の生き方がわかる本。
≪担当編集者より≫
団塊世代の大量退職が始まっている、これからの超高齢化社会で必読の一冊です。
今後、誰しもが60代からの生き方を真剣に考える必要があります。
本書には、60代からも幸せに生きる秘訣と成功例があります。
マスコミ等で大反響の「高齢社」の創業者、上田会長が語る、歳を重ねても誰でも幸せに働くことができるコツ、社会への提言は一読の価値ありです。
はじめに 「定年だから」働くのをやめるなんて、もったいない!
第1章 働く生きがいを
「生きがい」と「居場所」はありますか?/はじめまして「高齢社」です。/「産業廃棄物再生支援機構」/定年後に働けば「四方よし」/4時からはビール! つまみも全部会社持ち!/人は働くほど元気になる!/高齢者が経済に貢献?/企業にもメリットがある「高齢者が働くこと」/先輩たちの豊かな経験を活かしたい/「高齢社」設立/働く高齢者の立場から/これが高齢社の「成功のコンセプト」です/高齢女性へ働く場を提供する「かじワン」
第2章 苦難を我が師とする
私の座右の銘/すべては検針から始まった/仕事時間が面白くなければ不幸/仕事が暇なことは決して幸せではない/上田三原則/企業の問題点の99%は経営者の責任/馬鹿な大将、敵より怖い/「転籍でも構わない」覚悟/「骨をうずめる。何でも言ってくれ」/幹部、管理職として必要な考え方/「リストラはしません」/金欠の中、パーティーで利益の配分を宣言
第3章 定年後、上手に働く秘訣
新入社員の新鮮な気持ちで/定年後、働く際のコツ/出会いの作法/自分から歩み寄ろう/学びは現場にあり/現役時代から、人脈づくりを意識/できるときにする親切が人脈をつくる/仕事を見つけるには/ナノ・コーポという「雇われない働き方」
第4章 成功例の定年後に働く人たち
実例1 働き続ける覚悟で65歳を迎え、現在も働いている
受け入れ先の社長から
上田の視点 「自ら動き、やる気を出す。それが働く幸せに結びつく」
実例2 定年後、雇用延長して働いている
上田の視点 「割り切ることで、定年後の働く場所を確保する」
実例3 80歳を超えても、なお働く
上田の視点 「働くことが心身の健康に結びつく。夫婦円満の秘訣は感謝の気持ちを伝えること」
実例4 仕事はやめたものの、再び働き始めた
上田の視点 「退職後の危機感から生まれた、充実のセカンドライフ」
実例5 50歳を前にして、定年後のために活動
上田の視点 「夢をもち、志高く、日本の未来のために行動する」
第5章 高齢社会にもの申す
高齢者が働くうえで、しんどいこと/高齢社がゆく/高齢社の新たな構想/若者の働く場は奪っていない/75歳までの就労を当たり前にしたい/社会、受け入れ企業の理解を促す
おわりに 高齢者に「働く場」と「生きがい」を!