天谷 保子(あまや やすこ)
1925年東京生まれ。東京府立第一髙等女學校卒業。
結婚後、現駒沢オリンピック公園で子どもたちの保育をボランティアではじめる。その流れで自身が園長となって「みどり保育園」を開園。
信念を持って運営にあたり、共に働いていた保母の中川李枝子さん(その後作家として活躍)のロングセラー児童書『いやいやえん』のはるのはるこ先生のモデルともなる。
幼少時からからだの不調に悩まされ続けてきたが、野口整体の野口晴哉師と出会い、自身の痛みと不調が取り除かれたことにより、整体の奥深さに触れ、保育園でも特に子どものからだについて熱心に見守る。
閉園後、野口晴哉師に直接教えを受ける直弟子となり、本格的に整体の道に入る。77歳で独立。世田谷区駒沢の地で野瀬整体指導室を開き、88歳の今も元気に整体指導にあたっている。
著書に『ありのままがいちばん。』(WAVE出版刊)がある。