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女の子の育て方

女の子の育て方 女の子の育て方
発行年月 2010年11月刊行
価格 定価 1,430円(税込)
判型 四六判
装丁 並製
ページ数 240ページ
ISBN 978-4-87290-501-4
内容紹介

優しくて、賢い子になるラブ&ハッピーな子育て術!

人を愛し、人から愛される幸せな女性に育てるためには、乳幼児+思春期の接し方が、とても大切。
◎「自己肯定感」は、親が子どもに贈る最大のプレゼント!
◎女の子の中学受験で注意すること
◎「愛してる」と言葉にして伝えよう
◎「自立した仕事力」と「愛され力」のバランスが大切
◎思春期のグループ化=「女子の戦場」の乗り越え方

目次

【目次】

はじめに 

第1章 「ハッピーな女の子」を育てるしつけの基本
  ハッピーな女の子のうしろには、必ずハッピーなお母さんがいる! 
  女の子育ては〝ボーナスポイント〟がいっぱい! 
  子育てには3つのステージがある 
  「タッチング」と「ポジティブな言葉がけ」で思いきり愛情を伝えよう 
  しつけ期になったら「わが家のルール」をつくる 
  子どもの将来のために社会的ルールを守らせる 
  思春期には、子育ての「ギア・チェンジ」を 
  10歳になったら、お母さんは家に戻ろう 
  女の子の習い事は「ピアノ」がおすすめ 
  「ほめる」よりも「ともに喜ぶ」姿勢が大事 
  「小さながんばり」を見つけて、具体的にほめる 
  ほめて育てても「自信過剰」になるわけではない 
  幼少期の「食育」が、女の子の品格を決める 

第2章 女の子の「学力」を伸ばす法則
――知的好奇心と向上心のあるお子さんに育てるために

  男の子に比べて、集中力が高い女の子 
  「肯定的な言葉がけ」で、子どものやる気スイッチをオンにしよう! 
  「お母さんの楽しみ」が、子どものチャレンジ精神を刺激する 
  「自分で考えなさい」より、興味を広げる手助けを 
  先回りせず、子どもの発見を気長に待とう 
  早期教育は、「楽しいイベント」感覚で取り組もう 
  「早期教育的雰囲気」にご用心! 
  「ボーっとしている」ときの豊かな内面活動 
  子ども部屋ではなく、リビングで勉強を 
  親といっしょの勉強で、勉強モード「スイッチ・オン!」
  「本当に勉強ができる子」が実行している秘密の法則
  内気なお子さんには、「おだやかな雰囲気の学校」を選ぶ
  「公立か私立か」より、「学校そのものの質」が重要
  「偏差値」や「進学実績」だけにとらわれない学校選びを
  中高一貫校のメリット、デメリット
  一番はじめに受験する学校を「確実に受かる学校」にする
  「第一志望に受かることがベスト」とはかぎらない

第3章 女の子の「恋愛力」と「結婚力」の育て方
――愛されオーラを放つ素敵な女性の秘密は「自己肯定力」

  人を愛し、人から愛される女性の共通点
  「男性と自然に接する力」を養うために
  女姉妹だけならば、「お友だちの兄弟」と遊ぶのもおすすめ
  「パパとママのラブ♡」が、幸せな結婚イメージを育てる
  「ケンカしても仲直りできる」を教えよう
  「離婚家庭の子は不幸」という思い込みを捨てよう
  「幸せになるために離婚する」というメッセージを伝える 
  離婚も結婚も、肯定的にとらえよう
  シングルマザーが「父親のぶんまで」と気負いすぎるのは禁物!
  「母子家庭であること」に、ハンディを感じる必要はない 
  思春期の再婚は、女の子の心を不安定にする
  「男の子がかなり苦手」なら、無理せず女子校に 
  子どもが興味を持ち始めたら、セックスの話をしよう 
  「正しいセックス」の常識を、具体的に教える 
  女の子らしい、節度あるオシャレをすすめよう 
  女の子は、お父さんと似た人を好きになる 
  お父さんは、娘のために「いいオトコ」になろう! 

第4章 「思春期のグループ化」=「女子の戦場」の乗り越え方
  女の子が直面する「仲よしグループ」でのストレス
  「わが子の気持ちに寄りそう」ことから始めよう 
  思春期の女の子にとって、学校は「戦場」
  携帯プロフや学校裏サイトに要注意!
  先生を「頼れる味方」にするための「上手な付き合い方」 
  落ち込んでいる子どもにどう対応していくか
  悩んでいる子どもにかけてはいけない言葉
  もしもいじめが発覚したら 
  友だちが一人もいなくても大丈夫 
  「やられたらやり返せ」はダメ 
  「自分の気持ちをさわやかに伝える子ども」に育てて、イジメから守る
  お母さん自身が、アサーションのお手本を見せよう 

第5章 母娘の絆を深めるために
  女の子は想像以上に「お母さんの期待に応えたい」と思っている 
  お母さんの「期待のかけすぎ」が女の子をつぶす
  「娘のため」=「自分のため」になっていませんか? 
  母親は娘を「自分の一部」と思い込みがちなもの 
  お母さんは、「自分の母親との関係」を見直してみて 
  娘を「カウンセラー代わり」にするのはやめにしよう 
  子どもを放任すると、「愛情飢餓」から問題行動を起こす 
  「娘と張り合う」「娘に嫉妬する」に要注意!
  「理想の母親像」にとらわれなくていい 
  お母さん自身の「イライラやカリカリ」との上手な付き合い方
  携帯電話や持ち物チェックは厳禁!
  「別に」「それで」しか言わないお子さんとの会話は「場所」を変える
  「上から目線」をやめて、「同じ目線」になろう 
  「笑顔ばかりの家庭」ではなく、「何でも言える家庭」をつくろう 
  1日5分、「夫婦で弱音を聴き合う」

第6章 「幸せな人生を送れる女性」に育てるために
  子育てのゴールは? 
  与えすぎていませんか 
  子どもが「本当に欲しがる」ものだけを与えよう 
  子どものためになる、一番望ましい叱り方
  「勉強しなさい!」をやめてみよう
  子どもの「ハマっている」状態を見のがさない!
  「専業主婦志向」の人生は、あまりにもリスク大!
  「働く楽しさ」を知っている女性に育てよう
  子どもは「身近な人との交流」から「したい仕事」を見つける

おわりに

著者紹介

諸富 祥彦(もろとみ よしひこ)

1963年福岡県生まれ。明治大学文学部教授。教育カウンセラー。教育学博士。
「すべての子どもはこの世に生まれてきた意味がある」というメッセージをベースに、30年近く、さまざまな子育ての悩みを抱える親に、具体的な解決法をアドバイスしている。
『男の子の育て方』『女の子の育て方』『ひとりっ子の育て方』『ひとり親の子育て』(小社刊)、『「自分がない大人」にさせないための子育て』(PHP研究所)、『子育ての教科書』 (幻冬舎)、『反抗期乗り切りマニュアル』(主婦の友社)、『「プチ虐待」の心理』(青春出版社)ほか、教育・心理関係の著書が100冊を超える。