伊澤 多喜男(いざわ たきお)
一級建築士。
法政大学工学部建築学科卒業後、大手住宅会社へ入社。6年在籍ののち、建設事務所(伊澤設計)を構え独立。長年にわたり、住宅建築をメインとして多くの設計・監理を手がけてきた。住宅建築業界の実情を知る立場から、近年急増している「異常な家(構造上危険な家)」に対する警鐘・告発本として『「いい家」の正体』(WAVE出版)を2006年に著す。
今また危険水域すれすれの住まいが、新工法の乱立、工期短縮至上主義から現れ出していることへの危機感と、本当に家族が幸せになるいい家に共通する基本を伝えるべく、本書の執筆に至った。