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部下を定時に帰す「仕事術」

部下を定時に帰す「仕事術」 部下を定時に帰す「仕事術」
発行年月 2009年2月刊行
価格 定価 1,540円(税込)
判型 四六判
装丁 並製
ページ数 208ページ
ISBN 978-4-87290-399-7
内容紹介

仕事効率を最大化する「3つのステップ」
ステップ①計画を先行させる 「戦略的仕事術」
ステップ②時間を節約する  「効率的仕事術」
ステップ③時間を増大させる 「広角的仕事術」

目次

【目次】

プロローグ 私の「仕事術」はこうして生まれた

第1章 計画を先行させる「戦略的仕事術」
  【仕事術 1】「戦略的計画立案」で業務を半減させる
  【仕事術 2】仕事の「鳥瞰図」を描く
  【仕事術 3】「不確実な仕事」はとりあえず始めてみる
  【仕事術 4】仕事の「好機」をとらえる
  【仕事術 5】デッドラインを決める
  【仕事術 6】2か月分のスケジュールを「見る」
  【仕事術 7】手帳は2冊使い分ける
  【仕事術 8】「思い込み」がムダのもと
  【仕事術 9】「在任中に何を成すか」を決める
  【仕事術10】部下の昇格準備は1年前から

第2章 時間を節約する「効率的仕事術」
  【仕事術11】何でも「一歩先の行動」を
  【仕事術12】「プアなイノベーション」より「優れたイミテーション」
  【仕事術13】仕事は“その場”で片付けろ
  【仕事術14】「拙速」を旨としろ
  【仕事術15】「口頭」より「文書」のほうが早い
  【仕事術16】書類を探すな
  【仕事術17】誰にも邪魔されない時間を確保しろ
  【仕事術18】長時間労働は「プロ意識」「羞恥心」の欠如
  【仕事術19】Eメールは「結論」から書く
  【仕事術20】人は決めつけろ
  【仕事術21】先手必勝

第3章 時間を増大させる「広角的仕事術」
  【仕事術22】「捨てる仕事」を決める
  【仕事術23】仕事は人に任せろ
  【仕事術24】上司に追いかけられるな
  【仕事術25】「2段上の上司」を攻略せよ
  【仕事術26】常に「上位者」の視点に立て
  【仕事術27】ムダな会議をやめろ
  【仕事術28】「隙間時間」を使い切る
  【仕事術29】「事実」を見極める
  【仕事術30】大事なことは記録する
  【仕事術31】「目の前の仕事」をがんばる
  【仕事術32】研修・勉強は“自腹”で
  【仕事術33】ムリして体を壊すな

第4章 佐々木流「独断と偏見のアドバイス」
  【アドバイス 1】30歳で立つ、35歳で勝負は決まり
  【アドバイス 2】「礼儀正しさ」に勝る攻撃力はない
  【アドバイス 3】出勤の時に走るものは仕事ができない
  【アドバイス 4】沈黙は金にあらず
  【アドバイス 5】「多読家」に仕事のできる人は少ない
  【アドバイス 6】名刺の扱いに気をつけろ
  【アドバイス 7】外国語は最低でも1つはマスターしたい
  【アドバイス 8】酒の失敗は高くつく
  【アドバイス 9】「今いる会社」は最終職場ではない
  【アドバイス10】相手の目線に合わせたコミュニケーションを
  【アドバイス11】家庭とコミュニティに責任を
  【アドバイス12】出世は「人間性」「能力」「努力」のバロメーター
  【アドバイス13】友達を大事にしよう
  【アドバイス14】人生に必要なのは「勇気」と「想像力」と「Some Money」

第5章 社員を活かす経営者に慣なれ
  【マネジメント】荒波を乗り切る「企業経営者」とは
    まじめに働くこと、まじめに考えること
    揺るぎない倫理の確保
    企業が人を育てる
    間違った成果主義を取り入れるな
    卓越したリーダーが欠かせない
    強い会社のやり方は一様ではない

  【リーダーシップ】経営者は「結果」を出せ
    「洞察力」を養え
    経営者は「経営」をしろ
    「人間力」と「行動力」
    経営にセオリーはない
    とことん「脳細胞」を使え

第6章 ワーク・ライフ・バランスが強い会社をつくる
 誤解されている「ワーク・ライフ・バランス」
 「人生のタイムマネジメント」が必要
 個人も会社も成長する「ワーク・ライフ・バランス」
 ダイバーシティの実現が難しい「日本という国」
 ダイバーシティのない社会・組織は弱い
 女性はダイバーシティを促進させる
 異質な意見のぶつかり合いがイノベーションを生む

著者紹介

佐々木 常夫(ささき つねお)

㈱東レ経営研究所特別顧問

1944年秋田市生まれ。
6歳で父を亡くし、4人兄弟の次男として母の手ひとつで育つ。
1969年東京大学経済学部卒業、同年東レ入社。自閉症の長男に続き、年子の次男、長女が誕生。妻は、肝臓病がもとで入退院を繰り返すうち、うつ病を併発し、何度か自殺未遂をする。43回もの入院をした妻は、その後、快癒に向かい、強い絆に結ばれた家族と幸せな生活を送っている。
すべての育児・家事・看病をこなさなくてはならない過酷な日々の中でも、仕事への情熱は衰えず、大阪・東京と6度の転勤、破たん会社やさまざまな事業改革に全力で取り組み、2001年、東レ同期トップ(事務系)で取締役となり、2003年より東レ経営研究所社長(現・特別顧問)。
内閣府の男女共同参画会議議員、大阪大学客員教授などの公職も歴任。「ワーク・ライフ・バランス」のシンボル的存在である。
著書に、『部下を定時に帰す仕事術』『そうか、君は課長になったのか。』『働く君に贈る25の言葉』『これからのリーダーに贈る17の言葉』(すべて小社刊)など。