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世界一の庭師の仕事術

電子版あり
世界一の庭師の仕事術 世界一の庭師の仕事術
発行年月 2009年3月刊行
価格 定価 1,540円(税込)
判型 四六判
装丁 並製
ページ数 196ページ
ISBN 978-4-87290-396-6
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※電子書店はKindleでご購入いただけます。

内容紹介

1本の花から伝説をつくった男。
史上初!国際ガーデンニングショー「チェルシー・フラワーショー」において
11個のゴールドメダル受賞の偉業達成!

世界が感動する庭をつくり続ける、花と緑のプロフェッショナル・石原和幸のすべて。

全国展開するまでに成長した花屋経営の成功と挫折。

44歳で多額の借金を背負いながら、新たな夢に向けて庭師としてゼロから再出発。

金なし、コネなし、知識なしの男が独学で世界を目指し、わずか5年でどのように夢をつかんだのか。

 

一本の花から伝説を作り続ける男の驚きの発想と行動。

どんなに苦しい状況でも、新たな「一歩」を踏み出す勇気がもてる一冊。

目次

【目次】

はじめに

第1章 はじまりは無許可の路上販売 
  二坪花屋の押しかけ社員になる 
  二五歳の独立失敗 
  よろずごと相談、承ります
  すべては結婚のために
  念願の独立
  路上卒業。一畳花屋の開店
  花で伝説をつくる
  人が買わないものを安く売る
  五坪の花屋が、面積あたり売り上げ日本一に
  次なる目標を探し続ける旅

第2章 目標を見失った長いトンネルのなかで
  親父の死
  人生最大の有頂天。そしてピンチに
  八億円の借金を背負って
  借金こそが、宝物
  失敗からつかむもの

第3章 借金を背負って、世界一を目指す
  世界を見た衝撃
  チェルシーの質問用紙 
  世界一? 住宅ローンも残っとるとよ
  チェルシー初挑戦の現場 
  二度目の挑戦
  どたばたチームだって悪くない 
  人生に、無駄なことなどひとつもない 
  イギリス人を泣かせたい
  四五歳からの挑戦の末に、見えたもの 

第4章 たどり着いた場所。そしてこれから 
  風景があるから、人は集まる 
  人を幸せにする庭 
  会社を大きくしたいとは思わない
  花と緑が世界を救う 

第5章 ぼくは仕事からすべてを学んだ 
  夢を語れば、実現する 
  突き抜けるには 
  「できない」と言った瞬間に、すべては終わり 
  自分からノックする、会いたい人に会う 
  いいと聞いたら、とにかく見に行く 
  みんなの驚く顔が発想の源 
  まずは自分がわくわくできるか 
  日常の生活のなかにこそ、大切なことはある
  ギリギリまで悩んで、ベストを尽くす 
  目標があれば、すべてが学びになる 
  勝ちパターンを知ると、人は変わる 
  オンリーワンを持っているか 
  世の中にやる気のないときほど、チャンスあり 
  フリーターも、夢をもて 
  プラス発想の練習を 
  人の悪口は言わない 
  社員一人一人の個性を生かす 
  チームづくりとモチベーション 
  リーダーがヌケているほうが、チームは伸びる 
  やらせてみる 
  伝説をつくれ

おわりに

著者紹介

石原 和幸(いしはら かずゆき)

庭園デザイナー

1958年長崎市生まれ。
大学卒業後、生け花の本流「池坊」に入門。
花と緑に魅了され、地元の長崎で路上販売から花屋をスタート。
30代半ばをすぎて庭づくりを始める。

事業の失敗による借金を抱えながら、2004年、英国の国際ガーデニングショー
「チェルシー・フラワーショー」に初出展し、準金賞にあたるシルバーギルトを受賞。
その後、苔を使った独自の世界観が高く評価され、
2019年までに計11個のゴールドメダル、さらにベストガーデン賞のダブル受賞を6回、
2016年に出展者で最高賞であるプレジデント賞を受賞、名実ともに「世界一の庭師」となる。
現在は、緑の力で世界に貢献すべく、多方面で活躍中。