弊社在庫ございません
● 発行年月 | 2007年10月刊行 |
● 価格 | 定価 1,540円(税込) |
● 判型 | 四六判 |
● 装丁 | 並製 |
● ページ数 | 208ページ |
● ISBN | 978-4-87290-310-2 |
どうしてパチンコは、人を夢中にさせ、リピートさせるのか?小難しいビジネス理論や経営学を、パチンコ屋の「仕掛け」から易しく解き明かす。ベストセラー『28歳からのリアル』著者の渾身の一冊。
まえがき
第1話 パチンコ屋で学ぶ経済学
・「魔法の銀玉」から学べること
・経済学の「不純」な出発点
・ダイエットは経済学で成功する
・経済学は結婚の近道にもなる
・損してしまう思考法
・判断基準となる重要な数字とは?
・「波」という幻覚にまどわされるな
・ハッピーになるための選択方法
・オポチュニティ・コストで考えよう
・電車とタクシー、どちらが得か
・価値の変化を考える
・店選び、台選びは人生に活きる
・コラム●「パチスロ冬の時代」はいつまで?
第2話 打って、勝って見えてくる向こう側
・じつは曖昧な勝ち負けの境界線
・パチンコ屋で学ぶ正しい「勝ち」の定義
・アメリカも日本も負け国家
・マルクスが気にくわなかったこと
・解決策は「みんな公務員にすること」!?
・オレのものはオレのもの
・あるアメリカ人の質問
・権兵衛と千代は果実を食べない
・やりすぎるとバカになる
・パチンコで「勝とう」と思ったらいけない
・信じるものはバカをみる
第3話 「パチンコは勝てない」の真偽
・失われた根拠を求めて
・経営難にならない会社の作り方
・小学生にもわかる経済学の基本
・マクロで見る「負ける理由」
・もうける人は「向こう側」に行く
・いっぱいもうけるための経済学
・扱いやすいかせぎ手を使う
・パチンコ屋にサラリーマンがいるのはなぜ?
・世界がものすごく小さい国だったら
・ケチな人がいると失業が起きる!?
・八百屋や大工はどう救えばいいのか
・ヒット機種に見る「パレートの法則」
・不人気台を残す「ロングテールの法則」
・「16%の境界線」を超えられるか
・ヒット機種は「オピニオンリーダー」が作る
・名機「ラッキーチャンス」が落ちたミゾ
・答えが2つあってもいい
・理論の弱点
・コラム●グレーゾーン金利廃止は是か非か
第4話 なぜパチンコ屋は駅前に集まるのか
・なにごとも「作戦」で決まる
・消費者を引きつける戦略のキホン
・打ち手の好みがラインナップを決める
・重要な客とそうでもない客を見分ける方法
・いろいろな店が駅前に集中するのはなぜ?
・モテる人はアクセスがいい
・田舎と都会ではどちらがお客にメリットがあるか
・キャラクターでファン層を開拓する
・ブランドって何でしょう
・「見えざる手」がお客にメリットを与える
・葬られた「昭和のパチンコ屋」
・「見えざる手」は世界をも動かす
・競争あるところに成長あり
・平和が一番!?
第5話 5万円負けた客が明日もまた並ぶ理由
・3段階でおこなう集客の流れ
・宣伝は「目立ったもの勝ち」
・内容よりも雰囲気が重要
・常連が増えると経営が安定する
・無料で配るジュースに隠された戦略
・ユニバーサルギャンブルになったパチスロ
・ムダなものには1円もかけない
・必要最低限のサービスで十分
・ほしいのは「ドリル」ではなく「穴」
・「射幸心」はすべての原動力
・コラム●隣の席が近い理由
第6話 人を幸せにする「ウソの法則」
・パチンコ屋はウソだらけ?
・アッシュいわく「人はつられる」
・「行列」を作るテクニック
・ウソくさい情報ほど気になる
・「いい店」という噂の店はホントにいい店か
・口コミにはウソが隠されている!?
・もっとも非経済学的な「占い」の世界
・お客様は神様でも何でもない
・「威嚇」で秩序を守る
・「台移動自由」で得するのは誰か
・自由なものほど価値が低くなる
・「やれそう」と「やれる」のちがい
・「この台は出る」という思い込み
・パチンコで勝てない数学的理由
・もっとも負けにくいギャンブルはなに?
・「デイトレはもうかる」というウソ
・ルーレットに学ぶ経済学
・「50%」という確率から生まれた攻略法
・勝つために必要な3つの条件
・ウソにもマナーがある
・コラム●リーチをもっと楽しもう!
第7話 経済学と道徳
・知識で動かせるもの
・モラルの危機・利益と道徳は共存できるのか?
・「安全第一」が示すもの
・「一緒に仕事をしたい人」の条件
・道徳は人からしか学べない
・モンスターペアレントにたりないもの
・子どもが株をやる意味は何ですか?
・パチンコ屋もコンプライアンスの時代へ
・「見える」ことは安心である
・パチンコ屋の環境対策
・知識の前に人格を
おわりに