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子どもを伸ばす「眠り」の力

子どもを伸ばす「眠り」の力 子どもを伸ばす「眠り」の力

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発行年月 2005年6月刊行
価格 定価 1,430円(税込)
判型 四六判
装丁 並製
ページ数 166ページ
ISBN 978-4-87290-224-2
内容紹介

あなたのお子さん、何時に寝てますか? キレる、学力低下、肥満…、その背景に「夜更かし」が! そうなんです。「寝る子は育つ」は本当だった! 睡眠医学の観点と社会的背景から、新しい「眠り」のあり方を提唱する書。

目次

目次

はじめに
親子で睡眠力をチェック!

■第1章 眠らない子ども 眠れない子ども
・お子さんを何時に寝かせていますか?
・子どもの眠りが危ない――お医者さんも問題視
・日本の子どもは夜更かし世界一!?
・お母さん、お父さんと子どもの眠りの関係は?
・保育現場で気になる子どもは睡眠不足
・小学生が眠れない本当の理由
・寝不足でイライラする子どもたち

■第2章 寝る子が育つメカニズム
・眠りは生きることの根っこの部分
・「目覚まし時計」は脳にある
・子どもの眠りと大人の眠りは違う!
・子どもは眠っている間にシャワーを浴びる
・夜更かし生活が「慢性の時差ぼけ」の原因に
・キレやすい子どもは睡眠不足?
・三角形が書けない子どもたち
・睡眠不足で学力低下!
・昼間体を動かすと脳が活性化する
・長時間のテレビは子どもの発達に悪い
・子どもの夜更かしは危ないことだらけ

●コラム―カロリーの高い遊びが、子どもを伸ばす―多田千尋

■第3章 子どもがイキイキする眠りの魔法
 決まった時間に寝ることは、親子の大事なお約束
 朝の光は必ず浴びる! 夜はコロンと眠くなる
 朝ごはんは欠かさないで! 目覚めもぐ~んとよくなります
 遊んで遊んで夜はぐっすり 心も体も元気にな~れ!
家族で思い切って 早起き早寝にきりかえる!
 睡眠日誌を1週間! ひと目でわかる子どもの健康
 お昼ごはんは決まった時間に お昼寝も遅くならないように
 夕食とお風呂の時間は 子ども時間で決める!
 おやすみ前のテレビは要注意 夜の強い光は、眠りの大敵
 おやすみなさいの魔法は、わが家のオリジナルが一番!
 寝るとき、寝たあと、部屋の明かりは暗くする

●コラム―子守歌は「畏れ」を歌う―新谷祥子

■第4章 子どもの眠りQ&A
●眠りのメカニズムに関するQ&A
 Q子どもは何時間くらい眠らなくてはいけないのですか?
 Q眠くなると、手のひらが温かくなるのはなぜですか?
 Q寝言を盛んにいいます。なぜでしょう?
 Q眠くなるとあくびが出るのはなぜ?
 Q金縛りってどうして起こるのですか?
 Q睡眠不足は子どもの老化を促進するってほんとうですか?
 Q睡眠不足と肥満は関係ありますか?
 Q睡眠時無呼吸症候群は子どもにもあるのでしょうか?

●生活習慣と眠りに関するQ&A
 Q遅く寝た次の日はゆっくり寝かせたほうがよいですか?
 Q明かりを消すと怖がるので、つけたまま寝かせてはだめですか?
 Q添い寝をしないと寝ないのですが、何かよい方法はないですか?
 Q寝つきが悪くて困っています。どうしたらよいでしょう?
 Q早寝にするとパパとの時間がとれないのですが…。
● 睡眠のトラブルに関するQ&A
 Q夜中に突然起きて、歩き出します。大丈夫でしょうか?
 Q寝ているとき、激しく頭を振ったり、身体をばたばたさせます。
 Q寝つくときの指しゃぶりはやめさせたほうがいい?
 Q寝相がすごく悪いのですが、大丈夫でしょうか?
 Q睡眠時間は足りているはずですが、どうも昼間元気がありません。
 Q夜泣きをします。どうしたらいいでしょう?
 
この本を読んでくださったお父さん、お母さんへ――

■睡眠日誌

著者紹介

神山 潤(かみやま じゅん)

1956年東京生まれ。
1981年東京医科歯科大学医学部医学科卒業。
小児科医。1990年医学博士。2000年東京医科歯科大学大学院助教授、2004年4月より東京北社会保険病院副院長。
専門は臨床睡眠医学。
著書に『睡眠の生理と臨床』(診断と治療社)、『子どもの睡眠』(芽ばえ社)、『眠りを奪われた子どもたち』(岩波ブックレット)、共著に『サーカディアンリズム睡眠障害の臨床』(新興医学出版社)等。
子どもの眠りにかかわる事象に端を発し、子どもを取り巻く生育環境の問題点に関心が及んでいる。「子どもの早起きをすすめる会」発起人の一人として、講演活動等社会的な活動にも力を入れている。

睡眠文化研究所 (すいみんぶんかけんじゅうじょ )

1999年に設立された睡眠に関する学際的な研究所。現代日本を中心に、睡眠文化に関する独自の比較アンケート調査など行い、シンポジウム、出版を通じて生活者に情報発信を行っている。過去に出版された睡眠文化研究の書籍として、『眠りの文化論』(平凡社)、『ねむり衣の文化誌』(冬青社)、『夢 うつつ まぼろし』(インターメディカル)がある。