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● 発行年月 | 2005年3月刊行 |
● 価格 | 定価 1,650円(税込) |
● 判型 | 四六判 |
● 装丁 | 並製 |
● ページ数 | 236ページ |
● ISBN | 978-4-87290-205-1 |
目次
はじめに
I 私立中学の今
第1章 ほんとうにわが子を入れたい、いい学校のきわだった特徴
・努力をつづける学校が生き残る
・いい学校は当たり前のことを当たり前にしている
・建物は古びているが、清潔感がある
・当たり前のことが当たり前でなくなっている現在の学校
・いい学校は危機意識がある
・いい学校は謙虚である
・生徒思いの学校が伸びる
・「生徒思い」の学校である
第2章 現在の私立中学入試状況
・ 2002年新学習指導要領実施で再燃した私立中学受験
・ すでに募集定員集まらない学校も
・ 女子高の進学校への変貌
・ 大学付属校の進学校化
・ 男子進学校の人間教育
・ 進学実績をあげるより大切なこと
・ 女子高は進学実績重視、理系へ、国公立へ
・ 倍率の差であらわれる人気校
第3章 賢い親子が私立中学を見極めるときの10の基準
・ 第一志望に合格するために
II わが子を入れたい学校の素顔
第1章 ゆるぎなき御三家と灘
・ 進学校としての実績を積む御三家
● みんな同じでなくていい独立自尊の少女が多い「女子学院」
・ たった4つしか校則がない、とびきり自由な校風
・ 進学校ではない進学校
・ クラブ活動や行事に高3まで燃える
・ 宗教の時間は重んずる
● 進学重視し、かつ生徒の自主活動を重んずるメ二兎追うモ「麻布」
・ 私立中学入試をリードする
・ 二兎追う学校である
・ 地味な行事の独自なやり方
・ 書いて、書いて、書いて、考えて、勉強する
・ なかなか大人になれないのが問題
● 東大進学者数トップ。驀進し続ける「開成」
・ ゆるぎなき伝統のもとに
・ 質実剛健、規律ある校風
・ 学力は低下していない
・ 親が変わった
●「学びて人を愛す」学びの精神がいきわたった「桜蔭」
・ 建学の精神は「礼と学び」
・ 東大合格者、2004年は80人
・ 品性と学識をそなえた女性をめざす
● 小さくて底知れない実力がある「灘」
・ 東大、京大に半数以上進学する
・ 校則もなく生徒手帳もない
・ 登録文化財に指定された創立以来の本館
・ 6カ年持ち上がり担任制
第2章 郊外に伸びる男女共学進学校
● 躍進しつづけて人気実力ともにあがってきた
・ 私立中でもっとも注目されている郊外にある進学校
・ しっかり男女共学の中身を見極めないと学校選びに失敗する
● 驚くほどリベラルで思い切った方針がとられている「公文国際」
・ 開放的な校舎、制服なし、驚くほど自由な校風
・ 東大に特化しない進学実績、個性的な生徒にも居場所がある学校
・ 2月1日は推薦入試のみ。一般入試は3日、5日と入試選抜もユニーク
・ 中1のとき4カ月の寮生活をするのが原則。寮の教育力はすばらしい
・ ロッククライミングにマウンテンバイク、野外活動も思い切った試みを
● 共学進学校をリードしてきた「渋谷幕張」
・ 千葉エリアで人気実力が断然トップ
・ 生徒の質が高くなって習熟度クラスの必要がなくなった
・ 雨のなかを黙々とグランド整備して帰るような誠実な生徒たち
・ 有名大学に入るのはもはや当たり前、その先を考える学校
● すばらしい施設の整った1学年1500人の進学校「桐蔭」
・ 時代を先取りした桐蔭学園
・ 巨大な桐蔭はさらに巨大になっている
・ 1学年1500人、全29クラスの大きな学校
・ 授業料は高いが、それに見合った進学指導が受けられる
・ 勉強もしっかりさせて、校則も遵守させる、規律きびしい学校
● 規律ある進学校として注目されている茨城県「江戸川取手」
・ 独自の学習指導体制と人間教育が特色
・ 飛び級もあれば、ネット授業もある
・ 医科コースや東大志望者向け総合講座の開設
第3章 親たちが厚い信頼を寄せる男子進学校
・ 安心して任せられる学校とはどんな学校か
・ スパルタ教育の巣鴨
● のびやかな校風で進学実績をあげる小規模中高一貫校「駒場東邦」
・ 御三家に並ぶ人気の理由
・ 自由は必要だが、気ままであってはならない
・ ごみ捨てをどうするか、ささいなことも生徒にさせて見守る
・ 生徒と教師の間にあたたかい交流がある
・ 生徒の居場所を作るために工夫する
・ 勉強は全教科、みっちり偏りなくさせる
・ 卒業生の親たちもサークル活動に出入りする学校
● 進学受験校と人格調和をはかる男子カトリック進学校「聖光」
・ 「紳士たれ」がモットーで宗教の時間もある
・ 落ちこぼれをつくらない、きっちりした進学指導
・ これまでは歴代外国人の修道士が校長だった
・ 不登校の子に対しても配慮を
・ 芸術を理解し創造できるような人間を育てたいとはじめたこと
● すばらしい自然環境のなかでじっくり個性を育てる「桐朋」
・ 23000坪の敷地にある緑茂る抜群の環境
・ 先へ先へより、深く深く
・ 進路選択では卒業生がバックアップ
・ 先生同士の関係、生徒同士の関係がいい学校
・ 2科受験から4科受験へ
第4章 進学実績をあげる女子高
・ 様変わりしている女子校
● 女子校で御三家につぐトップクラスの「豊島岡」
・ エアコン完備、エアロビクススタジオ、音響のいい講堂とすばらしい設備
・ 2月2日校で女子校ではトップクラス
・ 高校からも180人募集する
・ 制服着用、週6日制、勉強するのが当たり前
● いち早く進学校に転身した「晃華」
・ 英語の晃華からオールラウンド進学校へ
・ 小さな規律あるカトリックの女子校
・ 新校舎完成間近
● 邁進をつづけ、保護者に期待される女子進学校「吉祥女子」
・ 向け総合講座の開設
第3章 親たちが厚い信頼を寄せる男子進学校
・ 安心して任せられる学校とはどんな学校か
・ スパルタ教育の巣鴨
● のびやかな校風で進学実績をあげる小規模中高一貫校「駒場東邦」
・ 御三家に並ぶ人気の理由
・ 自由は必要だが、気ままであってはならない
・ ごみ捨てをどうするか、ささいなことも生徒にさせて見守る
・ 生徒と教師の間にあたたかい交流がある
・ 生徒の居場所を作るために工夫する
・ 勉強は全教科、みっちり偏りなくさせる
・ 卒業生の親たちもサークル活動に出入りする学校
● 進学受験校と人格調和をはかる男子カトリック進学校「聖光」
・ 「紳士たれ」がモットーで宗教の時間もある
・ 落ちこぼれをつくらない、きっちりした進学指導
・ これまでは歴代外国人の修道士が校長だった
・ 不登校の子に対しても配慮を
・ 芸術を理解し創造できるような人間を育てたいとはじめたこと
● すばらしい自然環境のなかでじっくり個性を育てる「桐朋」
・ 23000坪の敷地にある緑茂る抜群の環境
・ 先へ先へより、深く深く
・ 進路選択では卒業生がバックアップ
・ 先生同士の関係、生徒同士の関係がいい学校
・ 2科受験から4科受験へ
第4章 進学実績をあげる女子高
・ 様変わりしている女子校
● 女子校で御三家につぐトップクラスの「豊島岡」
・ エアコン完備、エアロビクススタジオ、音響のいい講堂とすばらしい設備
・ 2月2日校で女子校ではトップクラス
・ 高校からも180人募集する
・ 制服着用、週6日制、勉強するのが当たり前
● いち早く進学校に転身した「晃華」
・ 英語の晃華からオールラウンド進学校へ
・ 小さな規律あるカトリックの女子校
・ 新校舎完成間近
● 邁進をつづけ、保護者に期待される女子進学校「吉祥女子」
・ 赤煉瓦と白のタイルのコントラストが美しい新校舎
・ たくましくて明るく積極的な女の子のいる学校
・ 夏休みは勉強合宿、指名補習もあってみっちり勉強させる
第5章 ほんとうのお嬢様の強み、伝統女子校
● 進学校に転身するか、伝統を墨守か、岐路に立つ伝統女子校
・ 大学付属女子校はなぜ進学校化に遅れたのか
・ 日大、國學院久我山をはじめとした進学校化
● 知性を磨き、魂を育て、実行力を養う「聖心」
・ 白金の高台にある緑豊かな美しい学校
・ 体験学習はカンボジア
・ ほんとうのお嬢様の強み
● 芯が通っている自律できる子を育てる「白百合」
・ 小さな学校のすばらしい進学実績
・ 「ごきげんよう」ではじまる清楚な日々
・ マナーと気品が保たれている礼儀正しい学校
第6章 大学付属校
● 進学校化する大学付属校
・ 100パーセントその大学に進まない傾向が加速している
・ 圧倒的人気の早稲田実業と慶應
● キャンパスと一体となったすばらしい環境の「慶應義塾湘南藤沢」
・ ため息が出るほど美しい夕暮れどきの光景
・ 共学完全中高一貫校の慶應藤沢湘南
・ 語学と情報教育に力を入れ、国際感覚のある人材を育てる
・ 入学試験には「活動歴申告書」や「面接・体育実技」も
● 教師も生徒も保護者も対等に参加して学校運営する大学付属「和光」
・ 創造力を育て、生徒の自由を保証する
・ 「共に生きる教育」が学校目標
・ 制服なし、自分のやりたいことをやれる学校
・ どんな生徒も居場所がある
III 公立校はこれからどう変貌するか
・ 私立校が脅威に感じている公立学校改革
・ 学校改革が進んでいる公立小学校
・ 小中一貫校など多様な試みが各地で進む
・ 自由と放任をはきちがえた学校
・ 規律とルールがない
・ お金がかからない子育てはないか