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● 発行年月 | 2001年8月刊行 |
● 価格 | 定価 1,760円(税込) |
● 判型 | 四六判 |
● 装丁 | 上製 |
● ページ数 | 220ページ |
● ISBN | 978-4-87290-105-4 |
まえがき
プロローグ―ひとり息子との理不尽な別れ
・ひとりの母親との出会い
・事故発生
・被害者と加害者を分けたもの
・初公判
・判決
・裁判を終えて
・繰り返される悲劇
・交通事故は本当に“アクシデント”なのか
第1章 調査でわかった交通殺人の知られざる実態
・事故の原因はドライバーにある
・交通事故は過失なのか
・懲りることのないドライバーたち
・事故を起こすドライバーは決まっている
・殺人ドライバーが存在する
・殺人ドライバーの実態がみえた―アンケートより
・グループ1 事故・違反歴有 39件―27%
・グループ2 事故歴不明・違反歴有 28件―20%
・グループ3 事故歴無・違反歴有 24件―17%
・グループ4 無事故・無違反 21件―15%
・グループ5 事故歴有・違反歴不明 15件―10%
・グループ6 事故歴無・違反歴不明 13件―9%
・グループ7 事故歴有・違反歴無 3件―2%
・総計143件の結果から浮かび上がってきたこと
・アンケート結果を受けて
・こんな人が事故を起こす!―加害者の人間性
・劣等コンプレックスに要注意!
・交通事犯者は“通り魔”に等しい!
第2章 危険なドライバーを放置する社会システム
・悪質ドライバーを野放しにしている警察
・取り締まりは何のため?
・反則金はどこへ行く?
・ずさんな事故調査
・横行する事故調査の手抜きシステム
・人を殺しても罪に問われないという現実
・実態とかけ離れた裁判所の認識
・あまりにも軽い行政処分
・行政処分の厳格化が動きつつあるが…
・悪質ドライバーで潤う天下り
・免許がなくても車は買える
・“安全な車”は存在するのか
・自動車メーカーの安全意識を疑
第3章 車依存社会からの解放
・車依存社会に疑問をもつということ
・車は本当に生活必需品か
・地方・郊外都市の市民の意識改革が先決
・行政は“車は玩具”だという認識を持て
・幼稚なドライバーが増えている
・小学校襲撃事件の容疑者はその典型
・幼稚なほうが生きやすい社会
・交通安全に関して外国に見習う点はない
・欧米でも車依存を見直している
・危険なドライバー撲滅のチャンスを逃すな!
エピローグ
・山が動きはじめている
・現場も重い腰を上げはじめた
・必要なのはひとりひとりの自覚
あとがき