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● 発行年月 | 2001年7月刊行 |
● 価格 | 定価 1,760円(税込) |
● 判型 | 四六判 |
● 装丁 | 並製 |
● ページ数 | 395ページ |
● ISBN | 978-4-87290-104-7 |
目次
訳者まえがき
はじめに
「青年期は危険」という神話/神話から現実へ/前向きのリスクは成長への一歩
第一部 なぜ10代は危険なことをするのか
第一章 家出 ジル(十四歳)の場合
残された家族/ホームレスの若者たち/手応えを求める若者たち/
リスク経験は大人への道/大家族にはなれないけれど
第二章 薬物中毒 アリアル(十四歳)の場合
リスク行動を分析する/アリアルの治療/親には何ができるか?
第三章 摂食障害 ハナ(十一歳)の場合
父親の理解を得る/思春期の早期化/文化が煽る摂食異常/ハッピー・エンドに向かって
第四章 セックス マヤ(十五歳)、トム(十六歳)の場合
初めての面接/母親に会う/若者の妊娠――その実態/「ビデオで覚えたんだ」
/ティーンティーンエイジャーとセックスを語る
第二部 危険に走る若者たちと両親
第五章 母と娘の危うい関係 ゾウイ(十六歳)の場合
「娘に職場を見せる日」/祖母と母親/休戦/母と娘という関係/
母親の役割を妨げるもの/大人の女を軽視する文化
第六章 強い父と息子 デイヴィッド(十三歳)の場合
父と生きる、父と働く
第七章 父の暴力を逃れる母と息子 マーク(十三歳)の場合
二週め/母と息子/抜け道を探る/帰郷
第八章 父と娘の葛藤で自傷行為 モーラ(十七歳)の場合
父親と話し合う/父と娘/健康なリスクを知り、健康な自分を知る
第九章 引き裂かれて ジェニ(十四歳)の場合
娘を相棒にする父/「まるで姉妹なの」/母親に近づきたくて/親しすぎる父親/
娘を相棒にしたがる父、その後/離婚と親の役割
第三部 危険に走る若者たちと社会
第十章 飲酒 ジョー(十七歳)の場合
大開拓時代とリスク/警告/メディア視聴の影響
第十一章 悪い仲間たち エヴァン(十六歳)、シシリア(十四歳)の場合
仲間さがし/家族が一緒にリスクを負う/仲良しグループのリーダー/いじめっ子
/学校の務め・親の務め/加害者の援助
第十二章 いじめられて イヴァ(十四歳)、ジム(当時十五歳)の場合
永遠の親友/男の子のいじめ/男が”被害者”になるとき/同世代集団の大切さ
第十三章 責任がもたらす回復 ウィル(十九歳)の場合
回復力/回復に健全なリスクへの挑戦が果たす役割/五年後/リスクは成長の糧
若者が成長しやすい社会を作るために