● 発行年月 | 2001年1月刊行 |
● 価格 | 定価 1,430円(税込) |
● 判型 | 四六判 |
● 装丁 | 並製 |
● ページ数 | 238ページ |
● ISBN | 978-4-87290-092-7 |
目次
はじめに
第1章 あなたの犬のしつけ、間違っていませんか?
1. 犬の気持ちを理解しよう
・犬は人間とまったく同じ感情を持っている
・アルファーシンドローム(権勢症候群)理論は本当に正しいか?
・赤ん坊が泣いて駄々をこねながら何かを欲しがるのも、アルファーシンドローム?
・間違った理論の影響で飼い主を噛む犬が増えている
・しつけ教室でしつけの先生が犬に手を噛まれた
・家族の一員の犬に威張って見せてどうなるの?
・叱らずにしつける方法~じゃれ噛みを直す~
・犬を叱らずに、犬に学ばせる
・狼をしつけるのではなく、犬をしつけるのだ
・犬と狼の、アルファー意識の違い
・他犬にアルファー意識を持たない犬が、飼い主の上位に立ちたがるか?
・人間が変われば、犬も変わる
2. 犬の学習能力をしつけに利用しよう
・犬の学習手段は、懲りる事と味を占める事の二つ
・この二つの学習手段を利用して学ばせよう~噛み癖を直す~
・あなたの犬の学習能力を確認しよう~飛びつく癖を直す~
3. しつけに役立つ犬の特性
・犬の五感は人間とどう違うの?
・鋭い聴覚をしつけに利用する
・犬は、飼い主の声の調子に敏感に反応する~アイコンタクトは必要ない~
・あなたの気持ちは犬に伝わる
・犬は興奮することで能力を全開にする
・興奮はペットとしてはマイナス
・臆病な犬は恐怖からパニックになる
4. 知っていますか? あなたの犬の性格
・性格が強いか、弱いか
・あなたの犬の性格は?
・子犬の顔に噛みつく獣医
・押さえつけながらしつけても、うまくいく犬
・犬のしつけはマニュアル通りにはいかない
・性格の強い犬は、めげずにいたずらを繰り返す
・犬種による修正と性格の特性を理解する
・幼いときの環境で性格が変わる
・ワクチン終了待ちは、しつけにとってはマイナス
・ダンボールに犬を閉じ込めるのは独房と同じ
・幼いうちに外の世界を見せてあげよう
第2章 実践してみよう~生後二ヶ月から四ヶ月の幼犬~
1. トイレのしつけ
・排尿のしつけ
・朝一番のおしっこが肝心
・トイレの粗相は叱らない
・体を動かしていると、排尿が近くなる
・目が覚めておしっこ、食べ終わってウンチ
・大便のしつけは胃腸を整えてから
・食事の後の排便を待つ
・食糞癖を直す
・ペットシートにいたずらをさせない
・顔と声は優しく、床は強く叩く
・ペットシートをシーツで覆う
2. いたずらをやめさせる
・叱る癖が抜けない
・じゃれ噛みを直す
・飼い主のやる動作だけでやめさせる
・子犬の顔をなでまわさない
・椅子やテーブルに前足をかけさせない
・家の中の物を噛ませない
・ティッシュボックスにいたずらさせない
・床を拭く雑巾やティッシュを咥えたがる
・咥えた物を取り上げる方法
・取り上げられても、返してくれると思う信頼関係
・物を咥えて逃げ回る
・犬は自分の所有物に固執する習性がある
・褒美の餌は徐々に回数を減らす
・犬に、飼い主が罰を与えたと思わせない
・犬の性格の強弱に合わせた驚かし方
・要求吠えをやめさせる
・飼い主も我慢
3. 四つの簡単な命令
・「すわれ」「まて」「おいで」
・犬の興奮を静める
・動きの激しい遊びは家の中ではさせない