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● 発行年月 | 2000年4月刊行 |
● 価格 | 定価 1,540円(税込) |
● 判型 | 四六判 |
● 装丁 | 上製 |
● ページ数 | 206ページ |
● ISBN | 978-4-87290-076-7 |
はじめに
1 平凡で幸せな家庭
・妻と初めて出会ったころ
・平和な家庭、平凡な生活
・最初で最後の夫婦旅行
2 事件
・ストーカーは不意にあらわれた
・警察は一市民を見殺しにするのか
・最後の夜飲み
・悲惨な長い一日
・時間は止まったまま
・渡せなかったプレゼント
3 家族の肖像
・二人の娘は妻が遺してくれた宝物
・ありし日の妻の姿
・私が代わりに死ねばよかった
・とし子ちゃん、と呼び続ける声
4 マスコミ
・マスコミ「取材」という名の暴力
・うわさ
・節度ある報道
5 どん底
・どん底の日々
・まさか自分がうつ病なんて
・看護師という仕事
・精神病棟の日々
・被害者になりきる
6 理不尽
・なにが心神喪失だ
・司法鑑定は適切だったのか
・被害者の人権を守れ
7 示談交渉
・不誠実な加害者の家族
・誠意のない手紙
・いのちの代償とはこんなものか
・弁護士の仕事
・お気の毒、でお終いの犯罪被害給付金
8 犯人への思い
・割り切れない気持ち
・目立たない青年
・不可解で恐ろしい病
・二つの立場
9 天国の妻へ
・妻を亡くすということ
・これからどう生きるか
・天国の妻への手紙
おわりに
刊行に寄せて(精神科医 中嶋勝英)