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● 発行年月 | 2000年8月刊行 |
● 価格 | 定価 1,760円(税込) |
● 判型 | 四六判 |
● 装丁 | 並製 |
● ページ数 | 392ページ |
● ISBN | 978-4-87290-074-3 |
目次
はじめに
原著まえがき
ADD早わかり
ADDとは/頭の中の情報経路/ADDのいろいろ/生活への影響は?/基本的な治療方針
第一部 生きのびる
第一章 散らかったクロゼットから
第二章 女の子とADD
多動のないADD/多動のある女の子/なぜ、女の子のADDは発見が遅れるのか/思春期
第三章 「片づけられない少女」が大人になったとき
隠れた世界/未診断のまま成人して/青年期/その後のシナリオ/ジョーディの憂鬱
第四章 私は誰? 何がいけないの?
外面と内面の矛盾/私のどこがいけないの?/謎は深まるばかり/もっと努力を!/白状すべきか? 隠しとおすべきか?/成功をめざすべきか? 小さくおさまるべきか?
第五章 「片づけられない」という障害
「左手を骨折して」/三つの難題--時間・お金・モノ/なぜADDの人々は散らかし、忘れ、遅れるのか?/注意力の問題/衝動のコントロールの問題/活動レベル/認知の歪み
第二部 隠す
第六章 女性の役割とADD
男と女とでADDの影響が違うのはなぜ?/期待される女性像とは?/主婦業の業務内容/「私ってダメなんだ」/会社が女子社員に求める契約外の仕事
第七章 足をひっぱるマイナスメッセージ
文化が与えるメッセージ/罪悪感/名指しの非難/恥の意識/「恥ずかしい」秘密を隠して
第八章 二次障害(一)目標達成・感情
実力を発揮できない/心の二次障害と鬱のリスク/悪口と抱き合わせの援助/本番を先送りするばかりの人生
第九章 二次障害(二) 人間関係
はみ出し者として/過剰防衛/自ら誤解を招いてしまう/職場での対人関係/人間関係をあきらめて/パートナーの選択
第三部 開く
第十章 診断からもれる女たち
女性のADDが診断されにくい理由/自分でも気づかず、とりつくろって/整理整頓ばかりを優先して/片づけだけに専念する/人に頼って生活する/実力をフルに発揮できていないのに、「その程度だろう」と思われている/ADDではないのにADDとされる場合
第十一章 診断を受けに行く前に
自分でできる予備テスト/ソルデン式女性用ADD自己アセスメント/自己チェックが終わったら/診断・治療のコースのいろいろ/こんな診断・治療は役に立たない/専門家に会うときのコツ
第十二章 成功への道
診断後-治療のあらまし/悲嘆の受容サイクル/薬物療法/女性特有の問題と薬物療法/月経前症候群/更年期/妊娠・出産と授乳/摂食障害/強迫症状/薬物療法とセックスへの影響/薬の効果をモニターする
第十三章 治療
教育/サポート態勢/戦略/考えうる選択肢のリスト/セラピー
第四部 認める
第十四章 乱雑さを受け入れる
乱雑さを受け入れる?/破壊の天才/ADDと共に豊かな人生を送るための三つのR/ADDと共に豊かな人生を送るというのは、片手間にできるものではないし、他の人のスケジュールのすき間にあわせてできるものでもない
第十五章 キャリアと三つのR
優先順位の見直し/バランスの見直し(一)特技と活用と欠陥のバランス/バランスの見直し(二)自分のニーズと他の人々のニーズ/バランスの見直し(三)遊びと仕事/これからの就職や進学を考えているなら/今の仕事を考え直すなら/仕事のスタイルと環境/学校生活/職場の人間関係を見直す/自己像の作り直し
第十六章 生活設計の見直し――家庭で、私生活で
優先順位とバランスの見