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● 発行年月 | 2000年1月刊行 |
● 価格 | 定価 1,320円(税込) |
● 判型 | 四六判 |
● 装丁 | 並製 |
● ページ数 | 191ページ |
● ISBN | 978-4-87290-071-2 |
はじめに
プロローグ――宮本 孝
第一章 死んだのは借り手だけではない――宮本 孝
・現役社員の自殺
・社員に対する冷血漢ぶり
・大島社長のスピーチの欺瞞
・苦悩する社員たち
・無理がまかり通る環境
第二章 貸金業界の覇者を目指した男――中島みなみ
・大島健伸を育てた父の商売欲
・去りゆくビジネスパートナー
・弱者のマーケット
・日栄・松田社長との師弟関係
・「より激しい貸金態勢」
第三章 大島に教えたもう一人の人物――中島みなみ
・“サラ金地獄の”の荒波を乗り越えて
・“毎年増収増益”の虚偽
・大島に教えたもう一人の人物
・「根保証」の発案者
・自己資本と他人資本
第四章 主幹事の交代――中島みなみ
・業界で二番目の株式公開企業
・バブル崩壊後の救世主となるか
・突然の日興証券降板
・株価に踊らされる企業理念
・譲渡される顧客リスト
・債権が新たな資金を生む仕組み
・商工ファンドとシティバンクの関係
第五章 会社を私物化する守銭奴――宮本 孝
・大島社長を“守銭奴”と断ずる理由
・国税局もあきれた経費の私物化
・謝罪文を提出しても変わらぬ体質
第六章 だれも知らない振込口座――中島みなみ
・法令遵守は本当か?
・正体不明の“念書”
・貸倒処理はされていた
・何のための口座なのか
第七章 中小企業のことをだれが考えるのか――宮本 孝
・日栄、商工ファンドがもしも破綻したら
・商工ローンはなぜ急成長したのか
・金利と根保証はこうしなければダメ
・銀行を主役にした金融再生はあり得ない
・グローバルスタンダードに基づく不良債権は防げる
エピローグ――宮本 孝
あとがき
商工ローン被害者救済に積極的に取り組む弁護士の方々