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● 発行年月 | 1998年7月刊行 |
● 価格 | 定価 1,980円(税込) |
● 判型 | A5判 |
● 装丁 | 並製 |
● ページ数 | 222ページ |
● ISBN | 978-4-87290-030-9 |
まえがき
1章 ミニシアターの変遷、90年代の行方
・97年興収トップ、シネマライズの快挙
・複数館体制の増加
・恵比寿ガーデンシネマの差別化戦略
・シネマ・カリテの新規性
・シア・アミューズの狙い
・複数館編成の背景
・マイペース、特異性際立つユーロスペース
・増館成功の好例、シネマライズ
・老舗のチャレンジ、シネスイッチ銀座
・増館体制に浮上してきた問題点
・シネマスクエアとうきゅうの模索
・岩波ホールの不動性
・新しい出会いの場としてのミニシアター
2章 ミニシアター最新ヒットの形
・「トレインスポッティング」の超ロングラン
・ヒット傾向の変化
・浸透するカ―ウィ人気「恋する惑星」
・「天使の涙」、劇場立地の効果
・「モーリス」から遠く離れて、「ブエノスアイレス」
・従来型ヒットを継承、「ポネット」と「ブラス!」
・細分化するヒットの傾向
3章 それぞれのミニシアター事情―新潟、函館そして大阪
・新潟シネマウインド
・函館シネマアイリス
・大阪ミニシアター、97年の異変
・日本各地のミニシアター一覧
4章 ミニシアターあれこれ、状況と偏愛
●スバ・アミューズ
・制作側が劇場を持つ、“夢”の実現
●シネ・カリテ/恵比寿ガーデンシネマ
・新館ミニシアターのその後
●シネマ有楽町
・シネマ有楽町とは何だったのか
●下高井戸シネマ
・私鉄沿線型映画館に幸あれ
●東京テアトル
・興行の“作家主義”
●銀座・並木座
・大衆映画が生きる道
●中野武蔵野ホール
・「カナカナ」に見た自主映画事情
●テアトル新宿
・劇場の創造性でミニシアターが生きる
●岩波ホール
・「眠る男」の大衆性
5章 ミニシアター配給・興行の新展開
・単館系の成熟過程と人間ドラマ
・「シャイン」のヒット
・エースピクチャーズとアスミック合併の内幕
6章 ミニシアターへ行こう
・ミニシアター上映作品時評
・東京都内のミニシアター一覧
7章 対談「シネマジャパネスク」をめぐって 奥山和由×大高宏雄
8章 ミニシアター・データ
・単館系作品歴代興行成績上位ランキング
・1997年度ミニシアター公開作品興収ベスト10
.●シネマライズ ●シャンテ・シネ ●シネスイッチ銀座 ●ル・シネマ ●恵比寿ガーデンシネマ ●シネマスクエアとうきゅう ●有楽町スバル座
あとがき