● 発行年月 | 2022年10月刊行 |
● 価格 | 定価 1,650円(税込) |
● 判型 | 265×217 |
● 装丁 | 上製 |
● ページ数 | 32ページ |
● ISBN | 978-4-86621-440-5 |
戦後70年企画
まさに、現代版「二十四の瞳」
舞台は戦後の沖縄。貧しくも懸命に生きる少年と、それを支える女性教員との、心温まる師弟愛の物語。
まん丸の目をして、まっくろい顔のゆきお君
今日も未知子先生を困らせてばかり……。
でも、そこには、とても悲しい理由が、あったのです。
~あらすじ~
未知子先生は小学校の先生。そのクラスに、ゆきお君がいました。花壇の花を抜いたり、先生の物を盗んで売ったりと、未知子先生を困らせてばかり。「なぜ悪さばかりするのだろう?」そう思った未知子先生が、ある日家庭訪問に行くと、年老いた祖父と祖母を看病する、ゆきお君の姿がそこにはありました。様々な苦労を重ねて、初恋や夢を抱き、大人へと成長してゆく少年と、その少年を愛情いっぱいに見守り育てる一人の先生の師弟愛とは。