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親のことが嫌いじゃないのに「なんかイヤだな」と思ったときに読む本

電子版あり
親のことが嫌いじゃないのに「なんかイヤだな」と思ったときに読む本 親のことが嫌いじゃないのに「なんかイヤだな」と思ったときに読む本
発行年月 2022年4月刊行
価格 定価 1,540円(税込)
判型 四六判
装丁 並製
ページ数 192ページ
ISBN 978-4-86621-415-3
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※電子書店はKindleでご購入いただけます。

内容紹介

親からの期待・子ども扱い・親同士のケンカ……
「なんかイヤ」は心がじわじわと傷ついている状態。
「もう悩まなくていいんだ」と思える15ケース。

親のことは嫌いじゃないのに、一緒にいるとちょっとしんどい。
暴力や悪口を受けているわけではないけど、なんかモヤモヤする……。
それは親からの〝見えない圧力〟を受けているのかもしれません。

子どもへの期待・心配のしすぎは、親自身も「悪いことをしている」自覚がないため、
とてもやっかいです。
親から言われるモヤモヤを、ラクになる言葉に変える方法を教えます。

「こんなこと思う私が悪いのかな」と悩まなくて大丈夫です。
1親からの圧力に気づく
2自分を認める(心を守る)
3流されない
この3ステップで、離れられない親の圧力からあなたの心を守る方法を教えます。

目次

【もくじ】
はじめに
第1章 どうして「何かイヤ」と感じるんだろう
あなたが感じる「なんかイヤ」の正体
イヤなことが起きたときの心・体・行動
心のメンテナンスをする
虐待と「何かイヤ」の違い
大人になってからも消えない〝育ちの傷〟
自分の親にも〝育ちの傷〟があるかもしれない
〝育ちの傷〟の連鎖を止める方法
傷つかないための3ステップ
ステップ1 親からの圧力に気づく
ステップ2 自分を認める(心を守る)
ステップ3 流されない

第2章 親と合わない
親イヤ01 意見が合わない
親イヤ02 親からの質問がうっとうしい
親イヤ03 いつまでも子ども扱いされる
親イヤ04 親の期待が重い
親イヤ05 親が行動を決めてくる

第3章 親が「私」を見てくれない
親イヤ06 他の子と比べてくる
親イヤ07 話しかけても後まわしにされる
親イヤ08 親の前では「いい子」でいなくてはいけない
親イヤ09 親の「普通」を押し付けてくる
親イヤ10 親から叱られたことがずっと頭から離れない

第4章 親の感情に振り回される
親イヤ11 親がすぐ不機嫌になる
親イヤ12 親同士がケンカばかりしている
親イヤ13 他人や芸能人の悪口を聞くのがイヤ
親イヤ14 親から頼まれる事が多い
親イヤ15 つい親に乱暴な口をきいてしまう

第5章 本当に困ったときのSOS
私が悪いのかもと思ったら、「私のほうがおかしいのかな」と聞いてみる
学校の先生や、頼れる大人に相談してみる
相談できる窓口に電話してみる
親が困っている場合もある

おわりに

著者紹介

藤木 美奈子(ふじき みなこ)

大阪市生まれ。一般社団法人WANA関西代表理事、SEP研究所所長。元龍谷大学准教授。貧困家庭に生まれ児童虐待やパートナーからのDVを経験する。女子刑務所刑務官、会社経営などを経て、2008年に大阪市立大学大学院で博士号(創造都市)を取得。家族暴力の当事者支援を20年以上にわたり続けながら、WANA関西(1995年創立)、児童相談所、福祉施設などで自尊感情回復のための心理プログラム「SEP」の実践研究を行っている。著書に『親に壊された心の治し方 「育ちの傷」を癒す方法がわかる本』『親の支配脱出マニュアル』(講談社)ほか多数。