● 発行年月 | 2021年11月刊行 |
● 価格 | 定価 3,300円(税込) |
● 判型 | A4判 |
● 装丁 | 上製 |
● ページ数 | 48 ページ |
● ISBN | 978-4-86621-371-2 |
2019年、日本で動物愛護法が改正され、動物虐待に対する厳罰化が実現した形になりました。それまで2016年度には約11万頭の犬と猫が公的機関に引き取られ、そのうち5.5万頭が殺処分されていましたが、2021年現在、引き取り数8.5万頭、殺処分3.2万頭にまで減ってきています。また、生後56日以下の子犬や子猫の販売禁止、ゲージの広さ等環境の整備なども行われ、動物の周辺が少しずつ変わりつつあります。
動物と人間の関係の移り変わりに触れつつ、アニマルウェルフェアの観点なども踏まえた本シリーズで、ペット、家畜、野生動物など、さまざまな動物たちの尊厳や命への感謝を考えるヒントを提示します。
もくじ
はじめに 2
ペットショップにはかわいい動物のあかちゃんがいっぱい! 6
命の重みを考えよう 9
1 人と同じ命をもつペット
ペットとの出会い 10
動物のあかちゃんが家族になるまで 12
子犬と子ネコの販売は生後8週をすぎてから 16
命の値段はどうやって決めているの? 18
動物がいない欧米のペットショップ 20
2 ペットをむかえる
ペットとして飼えるのはどんな動物? 22
飼い主になることはペットと一生つきあうこと 24
ペットをむかえたら毎日やること 26
人と犬がいっしょに生活するためにかかせない「しつけ」 28
ペットも病気になる 30
ペットが旅立つとき 32
学校の飼育動物 34
3 ペットの命に責任をもつ
幸せになれなかったペットもいる 36
ペットの命とくらしを守る動物愛護管理法 38
かわいそうなペットを増やさないためにできること 40
地域ネコとして見守る取り組み 43
動物たちの「5つの自由」 44
もっと読みたい人へ おすすめの本 46
さくいん 47