● 発行年月 | 2021年9月刊行 |
● 価格 | 定価 1,650円(税込) |
● 判型 | 四六判 |
● 装丁 | 並製 |
● ページ数 | 240ページ |
● ISBN | 978-4-86621-368-2 |
「頼まないと何もやってくれない」
「指示どおりに動いてくれない」
「メンタルが弱くてすぐ落ち込む」
困った部下が「伝え方」を変えるだけで素直に動くようになる!
この子は何を考えているんだろう――。
部下を持っていると、その言動に振り回されてしまうことがあります。
そうすると「仕事ができないんだな」「これが世代のずれか」と、あきらめてしまうことも。
しかし、その本当の原因は部下にあるのではなく、
こちらの「伝え方」にあるかもしれません。
人は自分がもらって嬉しい言葉で相手をほめ、自分にとって動きやすい指示の出し方をします。ところが、それは相手にとって真逆の意味になったり、逆に動きづらくなることがあるのです。「センスがあるね! 」と言って喜ぶ人もいれば、「ありがとう」が一番の原動力になる人もいます。また細かい指示で動きやすい人もいれば、ざっくり伝えたほうが動きやすい人もいます。
このように「言葉の受け取り方」が違うことによって、職場ではたくさんのコミュニケーション・ギャップが生まれているのです。つまり、このコミュニケーション・ギャップさえ埋められれば、「どうしようもない」と思っていた部下も、指示をすぐに理解してくれて、モチベーションも高く動いてくれるようになります。
この本では12万人のデータからつくられた「性格統計学」に基づき、人の性格を4タイプに分類。自分と部下のタイプを診断したうえで、よくある場面ごとに「伝わらない理由」と「相手に合った伝え方」を紹介します。
カリスマ性も、強いリーダシップも必要ありません。
ただ「伝え方」を変えるだけ。それだけで部下は驚くほどの成長を見せてくれるでしょう。
はじめに
Chapter1 「伝え方」を変えるだけで部下が動く
Chapter2 仕事・指示を理解してくれないときの伝え方
Chapter3 自分から動いてくれないときの伝え方
Chapter4 モチベーションが下がっているときの伝え方
Chapter5 悪い癖を直してほしいときの伝え方
Chapter6 相互理解で「心理的安全性」をつくる
おわりに