● 発行年月 | 2018年2月刊行 |
● 価格 | 定価 1,650円(税込) |
● 判型 | 四六判 |
● 装丁 | 並製 |
● ページ数 | 192ページ |
● ISBN | 978-4-86621-133-6 |
お金の不安を解消して、人生の収支をプラスにできるお金とのつきあい方!
ベストセラー『正しい家計管理』『老後のお金』著者の最新作!
給料が安い、ボーナスが減った、老後が不安……など、お金の不安はつきません。
でも、大切なのは収入の多い少ないではありません。年収1000万円でも人生赤字な人、年収300万円でも人生黒字な人がいます。両者の違いは、お金をうまくコントロールし、お金と上手につきあっていけるかどうか。そして、「どんな生活を送るか」「どんな仕事をするか」「どんなところに住むか」「どんな人とつきあうか」これらすべてがお金にかかわってきます。本書では、お金の不安をなくし、人生を黒字にするためのお金の使い方、ため方、そして生き方の本質を、ベストセラー作家、公認会計士の視点でわかりやすく紹介します。
【出版社(編集者)からのコメント】
上がらない給料、老後の不安、でも経済は上向きとニュースでは流れています。
実際は本当にどうしたらいいのでしょうか?
どんな回答があっても私たちのお金への不安はつきません。
どうなるのかと不安に思っても、揺るぎない考え方が身体の中に入っていればと思いませんか?
どんな局面があらわれようともあたふたしないで堂々としていられる。
貯金よりもまず人生を黒字にする本書の哲学を読者のみなさんに伝えることができたら幸いです。
お金についての教養は早くつけることができればできるほど、ハッピーな人生を送ることができると著者はいいます。今からでも遅くはありません。お金に飲まれない人生にするために黒字をいつも意識する方法を教えます。
人生を黒字にするお金の哲学/目次
はじめに お金に余裕のある、幸せな人生を送るために
序章 人生を黒字にするための予備知識
人生を黒字にするために大切な3つのこと/お金は流れる血液である/お金の余裕は収入の多寡では決まらない/マネープレッシャーをなくす/複式簿記がマネーを制する
第1章 【貯める編】 お金の不安と決別する
見て見ぬ振りがいちばん怖い/貯蓄は〝将来の支出〟である/月1万円で大金を手にする/一家の経営者となって健全経営を続ける/資産と負債を把握する/冷蔵庫を見ればすべてがわかる/本当のところ、家計簿はつけなくてもいい?/貯蓄は絶対的な義務である/お金を貯めるのはこんなに簡単/クレジットカードはどう管理する?/貯まる家計の財布はひとつ/「お金に色はついていない」は本当か?/投資はお金を減らさないためにする/相続財産をあてにしてはならない
第2章 【使う編】お金は人生を楽しむためにある
お金は何に使ってもいい/使ってよいお金、本当はいくら?/肝は支出のコントロールにあり/年単位の予算を立ててみる/楽しいことから決めていく/いましかできないこともある/収入と支出のバランスをとる/管理不能支出に注目する/お金を楽しく使うための3つのコツ/無駄づかいのメカニズム/無駄づかいの代表選手「安物買いの銭失い」/やってはいけないダメな節約/お金持ちほどケチなのはなぜか/お金と心はつながっている/家を買うべきか、買わざるべきかに決着をつける/価値の下がらない家を選ぼう/買っていい家、買ってはいけない家がある/よい借金、悪い借金とは何か/よい借金を長く借りる/保険加入の正しい考え方/老後の不安は簡単に解消できる
第3章 【生きる編】 よりよい人生を送るためのヒント
あなたの時間はいくらで買える?/「時間コスト」を考えて行動する/他人の時間を大切にする/時間を短縮できるものにお金を使う/楽しい予定を先に決める/家庭不和は人生を真っ暗にする/夫婦はお金が原因でケンカをする/性格や趣味よりも大事な「金銭感覚」/お金の感覚が似ている人とうまくいく/結婚相手で、あなたのお金人生は大きく変わる/結婚相手はどこを見るべきか/大人ファーストでうまくいく/たった数百円で信用を失うこともある/お金を貸すと必ず壊れる人間関係/「金持ちケンカせず」は本当だった
第4章 【働く編】価値ある仕事をするためのヒント
お金と時間のバランスをとるのが「仕事」/学歴だけが重要とはいえない理由/目の前だけを見ていたら未来はない/好きでなければ仕事は拷問/リストラ・倒産におびえないために/時間とお金を手に入れる働き方/見えない天井を破り、次のステージへ行こう/まずは100万円貯めて、武器にする/不器用さが生んだベストセラー/はじめるのに遅すぎることはない
おわりに 人生には、お金よりも大切なものがある