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パディントン、映画に出る

パディントン、映画に出る パディントン、映画に出る
発行年月 2018年3月刊行
価格 定価 1,540円(税込)
判型 四六判
装丁 上製
ページ数 240ページ
ISBN 978-4-86621-083-4
内容紹介

世界一愛らしいくまパディントンが帰ってきた!
世界40か国3500万部売り上げたパディントン最新作
1967年から続く「くまのパディントン」シリーズ最新作。パディントンが映画で主演をつとめることになった「パディントン、映画に出る」など7話を収録。世界一愛らしいくまの世界一楽しい物語


【編集者からのコメント】
著者のボンドさんがある年のクリスマスイブの日にデパートで見かけた、売れ残りのくまのぬいぐるみ。かわいそうに思って、奥さんのために買ったそのぬいぐるみが、パディントン誕生のきっかけでした。そのときから60年間、ボンドさんは愛らしく、ていねいで紳士的で、そしてちょっと天然のくま、パディントンの物語を描き続けます。そんなボンドさんがこの6月、永眠されました。もうパディントンの新しい物語は生まれないのです。でも、ボンドさんは数冊、わたしたちにパディントンの物語を遺してくれていました。お話の中で、パディントンは健在です。とてもていねいで、人にやさしく、まじめで……でも、やっぱりとぼけていて、とんでもない大騒動を巻き起こします。パディントンには、思いやり、友情、愛情、誠実さ、好奇心、夢……子どもたちに伝えておきたい「善きこと」がつまっています。児童書の原点といえる1冊です。今までのパディントン・シリーズとは装いもあらたに、カラーページをもうけ、文字も読みやすくしました。 また、2018年はパディントン生誕60年。2018年年明けの第2弾映画公開を皮切りに、2020年まで、全国でパディントン展が開催されます。映画第3弾も2019年に公開が決定。来年からしばらくはパディントンの話題が尽きません!

目次

カリーさんのお誕生日プレゼント/パディントンのカキ事件/春の大そうじ/パディントン、ラジオに出演/パディントン、特訓をうける/パディントン、凧あげをする/パディントン、映画に出る

著者紹介

マイケル ボンド(まいける ぼんど)

1926年イギリス生まれの児童書作家。
BBCでカメラマンとして働きながら、物語を執筆。1958年にパディントン・シリーズ1巻目となる『くまのパディントン』を出版。数年後から、執筆活動に専念するようになった。パディントン・シリーズは世界40か国で翻訳出版され、3500万部以上売り上げた。2015年には映画化。2018年1月には映画第2作が全世界で公開予定。

三辺 律子(さんべ りつこ)

英米文学翻訳家、大学講師。白百合女子大学大学院修了。訳書に『いよいよあしたは』(サンマーク出版)、『かわいい子ランキング』(ほるぷ出版)、『サムデイ』(小峰書店)、『マンチキンの夏』(小学館)、『THIS ONE SUMMER』(岩波書店)、『ルビーが詰まった脚』(東京創元社) ほか多数。